産後に気をつける後陣痛と子宮復古不全
産後、子宮が元の大きさに戻ろうとして後陣痛が起ります。
しかし、何らかの問題が起きて、うまく子宮が収縮できない場合があります。
この症状を子宮復古不全といいます。
子宮復古不全が起こる原因として考えられれているのが、
卵膜や胎盤の一部が子宮内に残っていることです。
その他にも、胎盤ポリープ、子宮内感染、子宮筋腫の合併、
多胎分娩、羊水過多などがあります。
また、多胎分娩、巨大児分娩で子宮筋が
過剰に伸びきっている場合にも起こり得ます。
産後の症状では後陣痛に意識が囚われがちですが、
子宮復古不全の最も分かりやすい症状は血性悪露の増量です。
悪露の出る期間が長くなる場合もあることを覚えておきましょう。
出血量が多いせいで貧血を伴うこともあります。
後陣痛との区別が分かりにくいこともあるかもしれませんが、
ひどい症状の場合は、医師の診断を受けるようにしてください。
子宮復古不全は産褥感染症の誘因にもなります。
発熱や圧痛を伴う場合は、産褥感染症の可能性考えられます。
