母子健康手帳か親子健康手帳か
妊娠した女性に交付される母子健康手帳。この制度を、「親子健康手帳」に拡大しようとの動きがあるのを聞いたことはありませんか。
つまり、母親だけにではなく、父親にも手帳を交付して、出産・育児に積極的に参加するよう促すのだとか。
確かに全てにおいて「男女平等」が謳われ、夫婦共働きなのだから家事も当然夫と折半、という考えが普及している現在、育児に関しても同意見が出ても不思議ではありません。
しかしいくら男女平等、と言っても出産するのは女性でしかない訳だし、育児にしても赤ちゃんと多く接することになるのは女性であることも変わりありません。
母子健康手帳はいわゆる妊娠時のカルテともいえるわけだし、例え夫にでも公開したくない内容だってあるかもしれない。男性と女性では母子健康手帳を読むときの意識も違ってくるでしょう。
このように、今現在使われている母子健康手帳をそのまま名称だけ変えて父親に交付する、ということに多少の疑問を感じる人もいれば、
妊娠中の辛さを母子健康手帳を通して夫にも分かって欲しい、また、赤ちゃんの成長状態や予防接種について事細かに把握しておいて欲しい、
そのためには「親子健康手帳」に変えることも良策だ、との意見もあって、賛否両論のようです。
現在、実際に「母子健康手帳」から「親子健康手帳」に改名した市町村もあるようで、例えば豊田市、岡山市、宮崎市、沖縄県などがそれに該当するのだとか。
何にせよ、どちらも一長一短なら、夫に随時母子健康手帳を読んでもらうか妻が自分だけで管理するのか、それぞれのご家庭で話し合って決めることにすればそれでいいんじゃないでしょうか・・
